インタビュー
「株式会社 オガサ製工」

代表取締役 小笠原 孝彦

これからの経営者やこの業界に興味があるなって方へのメッセージ

それでは最後に、
今回色々とインタビューをさせていただきましたが、これから経営者になっていこうとされる方であったり、経営者ではなくても、この業界ってどんな業界なんだろうな、ちょっと興味があるなって思っておられる方々に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。

 一言で言うと、いま置かれている状況をどう「楽しむ」かが大事だと思います。
これから経営していく若手の方は、この先自分がどう生きていきたいのか。
そこで、売上がどうとか、会社の規模がどうとか、それも大事なんですけど、自分がどうこの仕事で「楽しんで」いくかっていうのが大事ですね。
あと、どう人の役に立っていくか。
人の役に立つということも、結局はその上にある「楽しい」ことだと思います。
人の役に立てて嬉しい、良かった、楽しかった、と思うこともあると思います。

 やっぱり「嬉しい」「楽しい」というのは、私は大事なことだと思います。
それがなかったら、人間って続かないと思います。
今がつらかったとしても、次は楽しいことをやるために頑張っていこうと。
若い時は特に、もやもやしてしまって、方向性もなかなか決まらないと思いますけど、とにかく行動してみることだと思いますね。 それが一番だと思います。

 そして考えること。
考えないとお金も生みませんし、時間もかかります、手間もかかる。
いまはスマホで何でも情報が入ってくるんですけど、情報を鵜呑みにするんじゃなくて、それはいち情報として、自分でちゃんとフィルターをかけて、自分の経験と考えというフィルターを通して物事を見る。それが大事だと思いますね。
そこで自分の進む方向を探る、考えていく。

 というのが一般論としてあって・・・
そこを私は楽しまなきゃなと思います。
あっち行ったら楽しいかな、こっち行ったら楽しい事があるかなって。
今いる環境でどう楽しむかって、それが大事かなと思います。
今置かれてるあなたの環境って楽しくない?もっと楽しみましょうよって。

 隣の芝生は青いですからね。
いま楽しくないから隣に行ったら楽しいかって、絶対にそんなことはないと思いますんで、その隣にいる人は楽しそうかも知れませんが、自分とは立ち位置も何もかも違う人と、同じ環境に行って楽しいかっていわれると、楽しくなるとは限らないですよね。
隣の芝生が青いから、そっちへ行きたくなる気持ちもわかりますけど、今を楽しむということ、別の世界を羨むというのは別。

 あとはぐちゃぐちゃ考えずに、とにかく行動しよう。
行動しながら考えてみよう。

 これが私から若い方へのメッセージですね

ありがとうございました。
今回は、高知県の㈱オガサ製工、小笠原社長にお話をお伺いしました。

代表取締役 小笠原孝彦
株式会社オガサ製工は、地元高知をはじめ四国4県を業務エリアとしている地域に役立つ金属屋根専門業者」です。創業以来50年にわたり、モノつくり屋として妥協しない技術力で、人と企業に役立つ屋根づくりを行っています。

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