インタビュー
「株式会社秋重板金工業」

取締役会長 秋重 正久(会長)

代表取締役 秋重 正幸(社長)

正久会長が社長になられた当時の秋重板金工業

ホームページの沿革を拝見すると、その後、1992年に現会長が2代目として代表交代されていますが、当時、社長になられた時はどんな会社でしたか。

(会長)
特にそんな、田舎の板金屋じゃから、じいさんと職人さん、2人か3人でやりおる会社じゃったかな。年寄りつれてね。

そんで、ワシが35-6の時やったかな、交代したのは。

(社長)
たまたま、私が交代した歳と同じ歳で交代したんですよ。

調べたら、会長の誕生日が10月で、私も10月が誕生日なんですけど、会長は36になってすぐの12月。私は36になって、その年度の3月に代わったんです。

偶然にもお二人とも36の年に交代されたんですね。
それではまず、会長が代表交代をされた経緯を聞かせていただいてよろしいでしょうか。

(会長)
おやじのやり方がね… ダメだと思って、田舎のやり方では、仕事もだんだんなくなってきてて。 そこで、ワシがやるって言って、野丁場の営業をしてやり直したんよ。最初は何の仕事やったか、ちょっと忘れてしもうたけどね。

(会長)そのおやじが飲んだくれやったからね

(社長)覚えてる

社長も子供心に覚えてらっしゃるんですね

(社長)5時頃から飲みよるんですよ

(会長)朝の5時よ

朝の5時?

(社長)
朝も飲むし、晩も飲むんよ
仕事が早よ終わったら飲みよって、酔っ払った状態で社員におかえりって言うような感じやった

(会長)これじゃいけんから、ワシがやるって言って代わった。

ある意味自然な流れだったわけですね

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